水稲稲作・営農 (RICE FARMING & SEEDLINGS)
水稲苗箱数計算機(田んぼ面積・反反歩・疎植/密苗対応)
水田の作付面積(反・10a・町歩・平米)と移植密度(坪株数)、育苗方式(慣行苗・疎植・密苗)から、必要な育苗箱枚数、乾籾種子量、および培土容量を計算します。
水稲稲作農家および営農法人向け計算機。田んぼの作付面積(反・10a・町歩・平米)と移植密度(坪株数)、育苗方式(慣行苗・疎植・密苗)から、必要な育苗箱枚数、乾籾種子量(kg)、および育苗培土の必要容量を算出します。
面積(10a単位) = 反数; 必要苗箱数 = 10aあたり基準箱数 × 10a面積 × (1 + 予備苗率); 種籾量(kg) = 箱数 × 1箱あたり播種量(g) ÷ 1000
計算算式と科学的アプローチ
面積(10a単位) = 反数; 必要苗箱数 = 10aあたり基準箱数 × 10a面積 × (1 + 予備苗率); 種籾量(kg) = 箱数 × 1箱あたり播種量(g) ÷ 1000
農林水産省(水稲育苗技術指導指針)、ヤンマーアグリジャパン(密苗技術マニュアル)、井関農機。
計算の仕組みとパラメーター解説
1. 作付面積を入力します(1反=10アール=約1,000㎡)。 2. 苗の仕立て方式(慣行苗: 約18箱/10a、疎植栽培: 約10〜12箱/10a、高密度播種密苗: 約8〜9箱/10a)を選択します。 3. 1箱あたりの乾籾播種量(慣行120g〜140g、密苗250g〜300g)を入力します。 4. 欠株補植用の予備率(通常5%)を設定すると、総必要箱数と種籾重量が表示されます。
実践的な適用事例・モデルケース
水田3反(30アール = 3,000㎡)で慣行栽培(18箱/10a、播種量120g/箱、予備苗5%)を行う場合:基準必要箱数は 3 × 18 = 54箱、予備5%を含めて「57箱」が必要です。必要な乾籾種子量は 57箱 × 120g = 6,840g(約6.84kg)、育苗培土は約170リットル(約6袋)と算出されます。
利用上の注意点および実務上の留意事項
催芽(浸種・ハト胸状態)させると籾重量は約1.25倍に増加します。播種機の設定目盛りが「乾籾換算」か「催芽籾重量」かを確認し、播種量超過による苗箱不足に注意してください。
準拠基準・公的情報源: 農林水産省(水稲育苗技術指導指針)、ヤンマーアグリジャパン(密苗技術マニュアル)、井関農機。
ステップ別:利用手順ガイド
水稲苗箱数と種籾量の計算手順
作付けを行う水田の面積を1反(10アール=約1,000㎡)単位で入力します。
慣行苗(18箱/10a)、疎植(11箱)、密苗(8箱)と1箱あたり籾量を設定します。
予備苗を含めた総箱数、催芽種籾必要量(kg)、および育苗培土量を確定します。
よくある質問 (FAQ)
近年普及している「密苗(みつなえ)」のメリットと箱数は?
密苗は1箱に250〜300g播種し田植機でかき取り面積を小さく植え付ける技術です。慣行で10aあたり18〜20箱必要なところを8〜10箱程度に半減でき、育苗ハウス面積や資材費、運搬労力を大幅に削減できます。
坪当たりの目標株数(条間・株間)はどう選べばいいですか?
標準的な移植密度は坪60株(条間30cm×株間18cm)です。倒伏しやすい品種やコシヒカリでは坪50株の疎植にして風通しと受光態勢を良くし、多収穫狙いでは坪70株にするなど品種特性に合わせて調整します。
苗箱1箱あたりの培土の必要量はどのくらいですか?
標準的な育苗箱(外寸60cm×30cm×3cm)では、底土と覆土を合わせて1箱あたり約3.0〜3.5リットルの育苗培土が必要です。