収穫調製・精米 (POST-HARVEST RICE MILLING)
籾摺り・精米歩留まり計算機(籾から玄米・白米換算・水分補正)
収穫した籾(生籾・乾燥籾)の重量から、籾摺り後の玄米収量(重量・俵数)、白米精米後の正味重量、ならびに副産物(籾殻・米ぬか)の発生量を精密に算出します。
米の収穫・調製用計算ツール。収穫した乾燥籾の重量(kgまたは籾俵)から、籾摺り(もみすり)後の玄米収量、俵数(1俵=玄米60kg)、精米後の白米正味重量、および副産物(籾殻・米ぬか)の発生量を正確に予測換算します。
玄米重量 (kg) = 籾重量 × (籾摺り歩留まり率 78〜82%); 玄米俵数 = 玄米重量 ÷ 60kg; 白米重量 (kg) = 玄米重量 × (精白歩留まり率 88〜91%)
計算算式と科学的アプローチ
玄米重量 (kg) = 籾重量 × (籾摺り歩留まり率 78〜82%); 玄米俵数 = 玄米重量 ÷ 60kg; 白米重量 (kg) = 玄米重量 × (精白歩留まり率 88〜91%)
農林水産省(農産物検査規格・玄米検査基準)、一般社団法人日本精米工業会。
計算の仕組みとパラメーター解説
1. 籾の総重量(kg)を入力します。 2. 籾の仕上がり水分率(標準基準14.5%〜15.0%)を確認します。 3. 籾摺り歩留まり率(通常78%〜82%、平均80%)を入力します。 4. 精米歩留まり率(標準精米約90%、無洗米88%、七分づき93%)を選択すると、玄米・白米・籾殻・糠の重量が自動計算されます。
実践的な適用事例・モデルケース
乾燥籾1,000kg(1トン)を籾摺り・精米する場合:籾摺り歩留まり80%で玄米収量は 800kg(13.3俵分)、籾殻の発生量は約200kgです。さらに玄米800kgを標準精米(歩留まり90%)すると、最終的な白米収量は 720kg となり、米ぬかが約80kg発生します。
利用上の注意点および実務上の留意事項
籾の水分が16%を超える高水分状態で籾摺りを行うと、肌ずれや胴割れ粒が発生し等級が低下します。また青米や未熟粒(くず米)が多い圃場では玄米歩留まりが75%前後に落ち込むことがあります。
準拠基準・公的情報源: 農林水産省(農産物検査規格・玄米検査基準)、一般社団法人日本精米工業会。
ステップ別:利用手順ガイド
籾摺り・精米歩留まりの計算手順
乾燥調製後の籾重量(kg)と仕上げ水分率(基準14.5〜15%)を確認します。
標準80%の摺り歩留まりにより仕上がる玄米重量と俵数(60kg/俵)を求めます。
精白歩留まり(約90%)での白米正味量と、発生する籾殻・米ぬか量を把握します。
よくある質問 (FAQ)
籾から玄米への標準的な歩留まり(摺り歩留まり)は何パーセントですか?
良好に登熟した良質米の場合、重量比で「約80%(容積比では約50%)」が標準です。籾殻の重量が全体の約20%を占めます。
玄米を精米して白米にすると何割減りますか?
上白米や標準精米の場合、精米歩留まりは約90%(ぬか層と胚芽で約10%減少)となります。1俵(60kg)の玄米からは約54kg(3斗6升)の白米が得られます。
お米1俵(いっぴょう)は何キログラムですか?
日本の取引基準において、お米1俵は「玄米正味60kg」です。玄米30kg紙袋ならちょうど2袋分に相当します。